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『日本共産党』 [本]

中北浩爾さん著の新書本です。自分は日本共産党との関わりがほぼなかったのですけれど、安倍晋三元総理の「桜を見る会」不正事件をスクープしたしんぶん赤旗日曜版編集部『赤旗スクープは、こうして生まれた!』〔新日本出版社〕を読んだのが、同党への関心を持ったきっかけです。

関心を持ったと言いながら、結党100年ということも知りませんでしたので、その歴史を実証的に分析叙述した本書をじっくり読んでいるところです。鈍器本とまではいかないまでもなかなかの大著ですから、しっかり読み込んでいこうと考えています。

中北浩爾『日本共産党』〔中公新書〕
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A-%E3%80%8C%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%80%8D%E3%82%92%E5%A4%A2%E8%A6%8B%E3%81%9F100%E5%B9%B4-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-2695-%E4%B8%AD%E5%8C%97-%E6%B5%A9%E7%88%BE/dp/4121026950
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『湛山回想』 [本]

石橋湛山さん著の文庫本です。石橋さんについて、以前は自由民主党総裁で内閣総理大臣をやったというぐらいしか知らなくて、同じ岩波文庫の『石橋湛山評論集』を書店でたまたま手に取ったことから著作を読むようになりました。

この『湛山回想』は、石橋さんが生まれてから総理大臣を辞任して以後までに関する回想を綴ったものであり、たいへん読みやすく明治から昭和にかけて当時のことをよく知ることができます。

例によって遅読ですので、じっくり繙いております。『石橋湛山評論集』も手元にありますから、併読していくことで読みも深まっていくのかなあと思います。

石橋湛山『湛山回想』〔岩波文庫〕
https://www.amazon.co.jp/%E6%B9%9B%E5%B1%B1%E5%9B%9E%E6%83%B3-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-168-2-%E7%9F%B3%E6%A9%8B-%E6%B9%9B%E5%B1%B1/dp/4003316827
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『依存症と人類』 [本]

カール=フィッシャーさん著(小田嶋由美子さん訳)の単行本です。

私は一時期スマートフォンを手放せなくなってしまい、新聞記事で読んだ依存症の例と同じだったためそれ以来「依存症」について関心を持ち、専門家の話を聴いたり、あるいは本を読むなどして学んでおります。(幸いその後、スマートフォンが手放せないという状態は脱しました。今後も気をつけたいと思います。)

同書は344ページと大部で、まだ読み始めたばかりですけれども、しっかり学んでいこうと考えています。

カール=フィッシャー(訳:小田嶋由美子)『依存症と人類』〔みすず書房〕
https://www.amazon.co.jp/%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87%E3%81%A8%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E2%80%95%E2%80%95%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E8%96%AC%E7%89%A9%E3%81%A8%E5%85%B1%E5%AD%98%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BD%A5%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC/dp/4622096021
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『歴史修正主義』 [本]

武井彩佳さん著の新書本です。「従軍慰安婦というのは存在しなかった」また「南京事件は捏造だ」と主張する人たちがいて、そういう人たちを「歴史修正主義者」と呼ぶのは聞いていましたけれど、この本では主にヨーロッパにおけるホロコースト否定論などについて取り扱われています。私は「歴史修正主義」についてはまったく理解しかしておりませんので、自分の頭で考えながらしっかり読み込んで、学びたいと考えているところです。

武井彩佳『歴史修正主義』〔中公新書〕
https://www.amazon.co.jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E8%B3%9B%E7%BE%8E%E3%80%81%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E5%90%A6%E5%AE%9A%E8%AB%96%E3%81%8B%E3%82%89%E6%B3%95%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%81%BE%E3%81%A7-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-2664-%E6%AD%A6%E4%BA%95-%E5%BD%A9%E4%BD%B3/dp/4121026640
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『ぼくたちは習慣で、できている。』 [本]

佐々木典士さん著の文庫本です。よい習慣を定着させるには、また、逆に悪い習慣をやめるにはについてのヒントが書かれています。

よい行動はそのハードルを低くすることで習慣として定着させ、悪い行動はそのハードルを高くして習慣になることを防ぐ。特に悪い行動についてはトリガーを挽かないことで発動を阻止する。

自分でもよりよく生きたいなあと思っていて、この本を読んで日常の参考にしています。興味を持たれた方はぜひ手に取ってみてください。(宣伝のようになってしまいましたけれど、よい本だと思います。)

佐々木典士『ぼくたちは習慣で、できている。』〔ちくま文庫〕
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AF%E7%BF%92%E6%85%A3%E3%81%A7%E3%80%81%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82%E5%A2%97%E8%A3%9C%E7%89%88-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8-%E5%85%B8%E5%A3%AB/dp/4480437827
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『ロッキード疑獄』 [本]

春名幹男さん著の単行本です。ロッキード事件については、当時まだ子供だったのであまり覚えていないのですけれど、学校の授業で習ったりしていたことから、うっすら関心はありました。598ページの大部(?)な本とはいえ、調査ルポルタージュは好きなので、じっくり読んでいこうと思います(^_^)v

春名幹男『ロッキード疑獄』〔角川書店〕
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E7%96%91%E7%8D%84-%E8%A7%92%E6%A0%84%E3%83%B2%E8%91%AC%E3%83%AA%E5%B7%A8%E6%82%AA%E3%83%B2%E9%80%83%E3%82%B9-%E6%98%A5%E5%90%8D-%E5%B9%B9%E7%94%B7/dp/4041054737/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=
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『ことばと国家』 [本]

田中克彦さん著の新書本です。フランスにおける言語や少数民族に対する政策が意外に「博愛」主義的でないことがわかったり、小学生のときに国語の教科書で読んだ『最後の授業』(アルフォンス=ドーデ作)の背景を知るきっかけとなったりしました。これまで「ことばと国家」というものについてはあまり関心がなかったので、じっくりと読んで、自分の考えを深めていきたいと思います(*^_^*)

田中克彦『ことばと国家』〔岩波新書〕
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E3%81%A8%E5%9B%BD%E5%AE%B6-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%85%8B%E5%BD%A6/dp/4004201756
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『大正時代の身の上相談』 [本]

カタログハウスさん編の文庫本です。大正時代(1912年~1926年)に実際に読売新聞へ寄せられた投稿相談が掲載されています。現在は令和4年(2022年)と100年が経過しておりますけれど、人間の悩みというのはそう変わらないものなのだなあと感じました(@_@)

カタログハウス『大正時代の身の上相談』〔ちくま文庫〕
https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E8%BA%AB%E3%81%AE%E4%B8%8A%E7%9B%B8%E8%AB%87-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9/dp/4480037101
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『うつ時々、躁』 [本]

海空るりさん著の単行本です。鬱と診断され、また、その7年後に双極性障害と診断されてより寛解に至るまでの軌跡が綴られています。患者のための情報も具体的に書かれており、とても参考になりました(^_^)

海空るり『うつ時々、躁』〔岩波ブックレット〕
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%86%E3%81%A4%E6%99%82%E3%80%85-%E7%A7%81%E8%87%AA%E8%BA%AB%E3%82%92%E5%8F%96%E3%82%8A%E6%88%BB%E3%81%99-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E6%B5%B7%E7%A9%BA-%E3%82%8B%E3%82%8A/dp/4002709922
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『陰謀・暗殺・軍刀』 [本]

森島守人さん著の新書本です。日中戦争当時の森島さんは、日本の現地外交官として事態の推移を詳細に観察できた人であり、この本における淡々とした筆致から当時の状況が浮かび上がってきます。

今年(2021年)の衆議院議員総選挙においては自由民主党が日本国憲法の改正を掲げていますけれど、そういうときだからこそ戦争の事実・証言を真摯に受けとめなければならないなと感じます。

執筆されたのは1950年のことでありますから、使われている用語に難しいものも多くて、辞書を引きながら読み進めております(^_^;)

森島守人『陰謀・暗殺・軍刀』〔岩波新書〕
https://www.amazon.co.jp/%E9%99%B0%E8%AC%80%E3%83%BB%E6%9A%97%E6%AE%BA%E3%83%BB%E8%BB%8D%E5%88%80%E2%80%95%E4%B8%80%E5%A4%96%E4%BA%A4%E5%AE%98%E3%81%AE%E5%9B%9E%E6%83%B3-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%9D%92%E7%89%88-38-%E6%A3%AE%E5%B3%B6/dp/4004150728/ref=sr_1_1?crid=2CR64R636SRKT&dchild=1&keywords=%E9%99%B0%E8%AC%80+%E6%9A%97%E6%AE%BA+%E8%BB%8D%E5%88%80&qid=1634705442&sr=8-1
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